Journal

本日の独り言

音楽 2021.10.17

抱腹絶倒コンサート

これは愉快!コメディアンでもあるピアニストのヴィクター・ボーグさんの80歳記念コンサートの一幕。お祝いのゲストとして招かれたのは天才的なリコーダー奏者のミカラ・ペトリさん。ボーグ爺さんの強烈なボケに顔を赤らめて笑いを必死に堪えながらもいたたまれずにたびたび崩壊。超一流のエンタテインメント!ミカラ・ペトリのコンサートにはいちど行ったことがある。まるで羽が生えたかのような縦横無尽な表現力には舌を巻いた。なんとジャズピアニストのキース・ジャレットのチェンバロでの伴奏でヘンデルとバッハのリコーダーソナタのアルバムをそれぞれ1枚ずつ録音もしていて僕の愛聴盤でもある。

日常 2021.10.14

サプライズ花火

夕暮れになった頃にポーン、ポーンと花火らしき音に外に出てみた。家から見ると南東の方向に見事な夜空の華。
いつもの夏の花火とは場所が違って街中ではないせいか、より高く上がっている気がする。
緊急事態宣言の解除を祝ってのサプライズに思わず感激。
撮影は9月29日(水)

仕事 2021.10.11

スタインベルクの調律

岡山市東区の政田(まさだ)小学校に1年ぶりにスタインベルクの調律。このところ10月とは思えない程の夏日一歩手前の陽気。
防湿のオールカバーの中でピアノ君グダグダではないかとちょっと心配だったけど、意外や意外!1929年生まれの立派なおじいちゃんではあるが、今どきの若いもんよりピシッとしておいででした。
ベルリン生まれのこのピアノが大修復されて間もないい頃、アメリカの大ピアニストのルース・スレンチェンスカさんがこの学校の生徒と地域の方々のために弾きに来てくださったのでした。
スレンチェンスカさんのお生まれは1925年。彼女にピアノを教えた教師として、ヨゼフ・ホフマン、セルゲイ・ラフマニノフ、アルトゥール・シュナーベル、バックハウス、コルトーらの音楽界の巨星たちの名前がずらり。めまいがしそうなほどですな。それで、なんでも彼女の初リサイタルが4歳だと!(発表会ではないのです)ちょうどその頃このピアノが生まれたのだな。感慨深い。